中国鍼灸院「箱嶌医針堂」 箱嶌 大昭

hakoshima1
ご出身と幼少のころについて教えてください。

福岡市出身です。歩いて数分のところに海があったので、子供の頃は魚釣りばかりしていました。
その当時から「釣り針」など「針」には親しみがありました(笑)。

日本人初の中国医学博士号を取得されたそうですね!?

そうです。北京にある中国中医科学院というところで鍼灸の研究をして、日本人初の医学博士号を頂きました。
中国語で論文を書くのは大変でしたが、病院の中にある寮に中国人の学生や研修医たちと一緒に生活していたので、彼らに色々助けてもらって、どうにか医学博士号を頂きました。
彼らとは夏には近所の湖で泳いで、スイカを食べ、冬は凍った湖でスケートして、餃子を食べたりしてよく遊んでいました(笑)。

具体的には、巷の一般的な鍼灸とはどのような違いがあるのでしょうか?

当院では中国で学んだ技術を中心に鍼灸治療をおこなっています。
日本では鍼灸は肩こりや腰痛だけにしか効果がないと思われがちですが、中国では鍼灸は病院の中に鍼灸科というのあって、そこで治療を行っており、色々な病気の患者さんが鍼灸治療を受けます。
その多くの患者様が西洋医学ではなかなか改善がみられない、もしくは西洋医学と鍼灸治療を併用することでより良い効果が出ていました。
そういう環境で鍼灸を学んできたので、当院では肩こり、腰痛のみならず、西洋医学ではなかか改善が見られないような症状に対しても鍼灸治療を行っています。
日本でも同じ症状で悩む人たちのお役に立てればとの思いで、鍼灸院を開業しました。

鍼灸との出会いや学ぶキッカケ、さらには本場中国で学ぼうと決心された理由とは?

子供の頃、アレルギー性鼻炎があり、鼻づまりが特にひどかったのですが、鍼灸治療をうけると鼻のつまりがスーッととれてすごく気持ちが良かったことがあり、鍼灸ってすごいな~と感じていました。
そして、高校生の頃に海外(欧米)生活に憧れがあって、海外で暮らす上で何か特技があったほうがいいなと思い、「鍼灸」って「オリエンタル・マジック!」みたいでなんかカッコいいんじゃないかな?っていうのが鍼灸を学ぶキッカケです(笑)。
それで、まずは京都にある鍼灸大学に入学し、日本の鍼灸師になりました。でも鍼灸は中国が発祥の地だからやっぱり本場の治療を学ばないと本物じゃないような気がして中国への留学を決心しました。

特にどのような方に、貴院の鍼灸がオススメでしょうか?

まずは頑固な腰痛や坐骨神経痛など痛みです。例えば、慢性的な腰痛などの場合は腰の奥深い筋肉がこり固まっていることがあり、なかなかマッサージや整体などによる皮膚表面からの指圧ではコリをほぐすことができませんが、中国針だと深部のコリまで針をすることで、頑固な腰痛や神経痛を改善させることができます。
また、自律神経失調症による不眠症、倦怠感、めまい、食欲不振など精密検査では特に異常が見当たらないのになんか身体の調子が悪いという症状にもおススメです。

治療にあたって心がけていることは?

「鍼灸」は針を使った治療なので、鍼灸治療が初めての方は「痛いんだろうな~」という感じで、すごく緊張して来院されます。そのため、できるだけリラックスできるように「針って想像していたような痛みはないんだ」っていう治療を心がけています。

これまでの患者さんとの思い出深いエピソードがあれば教えてください。

一つ挙げるとすれば…末期がんの患者様が、鍼灸治療を受けるとご飯がおいしく食べられるから、鍼灸治療の日をいつも楽しみにしているという話をご家族の方から伺ったことですね。
鍼灸治療は患者様に喜んでもらえる治療であると感じました。

今後の展望をお聞かせください。

鍼灸治療を受けに来られる患者様は、色々な治療を受けて最後の最後に「怖そうな?」鍼灸治療を受けに来られます。いわば、最後の砦みたいなところがありますので、できるだけそれに応えられるように日々勉強し、中国からの最新の情報などを取り入れて治療に当たっています。
また、鍼灸治療の素晴らしさをもっと多くの方に知っていただけるようにホームページやブログなどでアピールしていこうと思っています。

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